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✤ 伏見城跡地には桃の木 ✤


今日のおやつは【桃山:ももやま】です。

桃山とは、白餡に卵黄を加えた生地で、あんを包んで焼き上げた和菓子です。

卵の黄色い生地の色が独特。 卵風味の甘さと、やわらかくほろほろとした食感が特徴です。

日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶とも合います。

江戸最後の将軍、徳川慶喜は黄身餡の桃山が好きだったという話もあります。

桃山という名前の由来

豊臣秀吉の伏見桃山城のある、京都伏見の地で、豊臣政権没落後、城のなくなった地に桃が植えられたことから、この地は、「桃山」と名づけられ、その伏見城の瓦の模様をかたどったことから、桃山と名付けられたといわれています。

(伏見城下町から出土した瓦には桐文が描かれていますが、一般的には菊の花のような模様の桃山が多いようです。)

豊臣秀吉の伏見桃山城を想い、桃山をいただいてみてはいかがでしょうか。

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