✤ 漆器が伝えてくれるもの ✤
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- 2016年1月30日
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片づけをしていたら、木箱に入った漆器が出てきました。 山中漆器の【うるし塗りの汁椀】です。 子供の頃から漆器に親しみがあり、その暖かみがとても好きです。
漆器は中国が発祥地で技術は漆木と共に大陸から日本へ伝わったと考えられていたそうですが、福井県(鳥浜貝塚)で出土した漆の枝は、放射性炭素(C14)年代測定法による分析で、世界最古の約12600年前のものであると確認されたそうなのです。
そこからは技術的に高度な漆工芸品である赤色漆の櫛や、加工に用いられた工具なども出土しています。
日本の漆技術は、日本独自の物であると考えられます。
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木箱の中に、パンフレットが漆器と一緒に入っていました。
それにはこう書かれていました。
『用と美』 器との出会い
器は使ってみて その良さがわかります
食器はお料理と 花器は花と調和して
ひとつの美の誕生
四季は折々の移ろいとともに
風雅 風情をはこび 伝えてくれます
ぜひみなさまに、うるし塗りの汁椀で味噌汁を召し上がっていただきたいと思います。
山中漆器のHPはこちら
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