✤ 10年後、700万人を超える病とは ✤
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- 2015年12月8日
- 読了時間: 2分

55歳で若年性アルツハイマー型認知症にかかり、9年経過するまでの本人と、その夫を支える奥様との生活のドキュメント番組をみました。 本人や奥様の気持ちを考えると涙なしではみる事ができませんでした。
そして、軽度認知障害について知りました。 【軽度認知障害 =Mild Cognitive Impairment:MCI】とは、正常老化過程で予想されるよりも認知機能が低下しているが、認知症とはいえない状態(認知症の前段階)であり、一般的な認知機能・日常生活能力はほぼ保たれている状態の事です。 認知症の診断ができる程度に進行するまで、通常5〜10年かかるのですが、MCIの段階で早期発見ができ、適切な治療・改善を行えば、後日の評価で知的に正常と判定される割合は、14~44%、そのまま認知症にならない方もいるそうです。
未だ認知症を完治させる方法は見つかっていないため、MCIの段階でいち早く気づき、進行の予防・対策を行うことが何よりも重要となるのですが、MCIの状態の時に自分で気付く事ができるのか…等と、とても不安になってしまうのでした。
番組をみてから数日経ちましたが、どうされているかと考えます。
ご夫妻の幸せを願うばかりです。
【2015年1月7日 厚生労働省より】
全国で認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値を発表した。
65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算となる。
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