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✤ 二つのお寺の桜餅 ✤

  • 2015年12月5日
  • 読了時間: 1分

今日のおやつは桜餅です。 桜餅と呼んでいた物が、実は道明寺という名前である事を知ったのは、すっかり大人になってからでした。

桜餅は【道明寺と長命寺】という名前で呼び分けされているようです。 道明寺の餅は粒のあるもち米で、長命寺の餅は生地を焼いたものです。 どちらも桜の葉の塩漬けが巻いてあります。 そして道明寺は大阪府藤井寺市に、長命寺は東京都墨田区に、それぞれ発祥と言われている同名のお寺があるそうです。

ずっと桜餅と呼んでいた道明寺が大好きで、桜の季節ではなくてもたまに購入しています。

以前、道明寺に巻いてある桜の葉を食べるか食べないかの話になった事があり、食べない派の人が少なくない事がわかり、かなり驚きました。 私はもちろんいただきます。これがおいしいのに…と思うのですが。 そしてもっと驚いたのは、桜の葉ではなくビニール製の葉で巻かれ堂々と和菓子コーナーに並んでいるのを見た時です。 私にはとても哀しいことでしたが、桜の葉を食べない派の方々には、どうでもよい事なのかもしれません。

(写真左:道明寺、右:長命寺)

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