top of page

✤ 妖怪 二口女 ✤


ゲゲゲの妖怪横丁(モバイルゲーム) 出現中の妖怪 【二口女(ふたくちおんな)】について

画像は二口女 竹原春泉画 『絵本百物語』より

二口女とは、日本の妖怪の一つで、後頭部にもう一つの口を持つという女性の妖怪。 後頭部の口から食べ物を摂取する。

下総国のある家に後妻が嫁いだ。 夫には先妻との間に娘がいたが、後妻は自分の産んだ娘のみを愛し、先妻の子にろくな食事を与えず、とうとう餓死させてしまった。 それから49日後。

夫が薪を割っていたところ、振り上げた斧が誤って、後ろにいた妻の後頭部を割ってしまった。 やがて傷口が人間の唇のような形になり、頭蓋骨の一部が突き出して歯に、肉の一部が舌のようになった。 この傷口はある時刻になるとしきりに痛み出し、食べ物を入れると痛みが引いた。 さらに後、傷口から小さな音がした。

耳を澄ますと「心得違いから先妻の子を殺してしまった、間違いだった」と声が聞こえたという。 (Wikipediaより)

`** `** `** `** `** `** `** `** `**

傷口がしきりに痛む、ある時刻とは・・・

夫は先妻の子を可愛がらなかった妻にわざと斧を振り上げたのではないか・・・ いや、先妻の娘が49日であの世に行く前に仕返しをしたのではないか・・・ 口のような傷口に食べ物を入れると痛みが引くのなら、餓死した先妻の娘が、この世で空腹を満たすために自分の口を作ったのではないか・・・ ・・・などと色々考えてしまうのです。

bottom of page