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✤ 哀しげに鳴く鹿の声・冬至/次候 ✤

  • 2015年12月27日
  • 読了時間: 1分

二十四節気・七十二候:Solar term 【第65候・冬至/次候】

麋角解:さわしかつのおる

(12月27日~31日頃)

鹿は花札の『紅葉に鹿』から、もみじと呼ばれ、秋の季語なのですが、こちらも秋の唄なのでしょうか…

  世の中よ 道こそなけれ 思ひ入(い)る

  山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

       (百人一首)皇太后宮大夫俊成(83番)

現代語訳

  この世の中には、悲しみや辛さを逃れる方法などないものだ。

  思いつめたあまりに分け入ったこの山の中にさえ、

  哀しげに鳴く  鹿の声が聞こえてくる。

鹿の鳴き声は聞いた事がありませんが、どんな哀しい鳴き声なのでしょう。

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